為替の変動する商品。

我々の言う「失われた10年」が示すのは、ある国全体、またはどこかの地域の経済が約10年の長い期間にわたる不況、さらには停滞に直撃されていた10年のことを指す語である。
いわゆるデリバティブについて。伝統的に扱われていた金融取引、実物商品及び債権取引の相場の変動が原因のリスクから逃れるために生まれた金融商品であって、とくに金融派生商品とも言います。
【解説】金融機関の格付け(能力評価)というものは、格付会社が金融機関、国債社債などの発行元などについて、信用力(債務の支払能力など)を一定の基準に基づいて評価・公表するのです。
いわゆるペイオフ⇒唐突な金融機関の経営の破綻をしたことによって、預金保険法で保護対象とされている個人や法人等の預金者の預金債権に、預金保険機構が保険給付として預金者に直接支払を行う制度なのだ。
FXとは、業者に補償金を預託し、外国の通貨を売買した差額によって証拠金の何倍もの利益を出す取引なのである。ほかの外貨預金や外貨MMFよりもかなり利回りが高く、また為替コストも安いのが魅力である。FXをはじめたい場合は証券会社またはFX会社で相談しよう。
普段使っているバンクという単語はあまり知られていないけれどイタリア語のbanco(机、ベンチ)という言葉が起源である。ヨーロッパ一古い銀行はどこなのか?600年以上も昔の西暦1400年頃にジェノヴァ(現在のイタリア北部)で設立し、コンスルたちに運営されたサン・ジョルジョ銀行であるという。
タンス預金ってどう?物価上昇の局面(いわゆるインフレ)では、上昇した分お金の価値が下がるということである。いますぐ暮らしに必要のないお金だったら、安全性が高くて金利が付く商品にした方がよい。
1995年に全面改正された保険業法の定めに従って、保険を取り扱う会社は生命保険会社、損害保険会社の2つに分かれ、どちらも内閣総理大臣から免許(監督および規制は金融庁)を受けている会社でないと販売できないとされています。
西暦1998年6月のことである、大蔵省(省庁再編後財務省)銀行局や証券局等の所掌していた事務のうち、民間金融機関等の検査・監督業務のセクションを分割して、総理府(当時)の内部部局ではなく強力な外局として金融監督庁なるものができあがったのです。
きちんと知っておきたい用語。外貨MMFはどんな仕組み?現在、国内で売買することができる貴重な外貨建て商品のことである。外貨預金よりも利回りがずいぶん良い上に、為替変動によって発生する利益が非課税として取り扱われる魅力がある。興味があれば証券会社で購入しよう。
北海道拓殖銀行が営業終了した1998年12月、総理府(当時)の内部部局ではなく外局として国務大臣を組織の委員長とした機関である金融再生委員会が設置され、官僚を長とする金融監督庁は平成13年1月の金融再生委員会廃止・中央省庁再編までの間、その管理下に2年余り位置づけられたのです。
実は我が国の金融・資本市場の競争力等を高めることを目指して緩和された規制のほか、金融規制の更なる質的な向上が目指されている取組や業務等を積極的に促進する等、市場と規制環境に関する整備がどんどん進められているわけです。
小惑星探査機「はやぶさが話題になった平成22年9月13日、日本振興銀行(現在の商号は日本振興清算株式会社)が経営破たんしてしまった。この破綻によって、はじめてペイオフ預金保護)が発動することになった。これにより預金者全体の3%程度ながらも数千人を超える預金者の預金が、上限額の適用対象になったと推計されている。
郵政民営化により発足したゆうちょ銀行によるサービスは一部を除いて2007年に廃止された郵便貯金法に定められている「郵便貯金」の定義による取り扱いではなく、民営化後は銀行法によって定められた「預貯金」に準ずる商品である。
このため日本の金融・資本市場における競争力を高めることを目的とした規制緩和だけではなく、金融規制のますますの質的な向上が目的とされた取組や活動等をすすめる等、市場と規制環境に関する整備が着実に進められているのです。